出典:トゥモローゲート|オモシロイを追求するブランディング会社
トゥモローゲートのホームページは全体的に黒く、なんだか圧力がありますよね。
もしかして胡散臭い会社なのではないかと心配になった方もいるのではないでしょうか。入社を考えている方は、なおさら不安に思うかもしれません。
実は、トゥモローゲートはなんだか胡散臭い、怪しいというイメージを持たれがちなようです。
しかし調べてみたところ、実際にはトゥモローゲートが胡散臭いという事実はありませんでした。
むしろ、胡散臭いと思わせることで世間から関心を集めたいという「トゥモローゲート側の策略」であるような雰囲気さえ感じ取れたのです。さすが企業ブランディングを専門としているだけありますよね。
では、なぜトゥモローゲートが胡散臭いと言われてしまうのか、この記事ではその理由をご紹介していきます。
トゥモローゲートの策略だと思われる部分もご紹介しますので、トゥモローゲートがどんな会社か知りたい方や、その策略に興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
なぜトゥモローゲートは胡散臭い?
トゥモローゲートが胡散臭いと言われる理由は以下の7つです。
- キャッチコピーが独特
- 一風変わったビジョンを掲げている
- SNSでマーケティングを行っている
- 社長自らがメディアに多く露出している
- Youtubeの企画が過激
- ブログの記事が斬新
- 過去に新卒1カ月で退職した社員が炎上した
それでは、順番に説明していきますね。
キャッチコピーが独特
トゥモローゲートはキャッチコピーが独特なため、胡散臭いと思われている可能性があります。そのキャッチコピーは「ブラックな企業」。
これだけを聞くと、どういうこと?と驚かれる方もいるかもしれません。でも安心してください。これは「ブラック企業」という訳ではないのです。
絵の具のいろいろな色を混ぜ合わせたら黒になるように、会社でも社員のさまざまな個性を混ぜ合わせて変わった会社を作っていこう、というイメージからきているキャッチコピーだそうです。
理由を知れば納得しますが、このキャッチフレーズだけ聞くと、連想されるのはブラック企業。少し心配になるのも無理はないですよね。
さらにそのキャッチフレーズに合わせるため、ホームページやSNSのアイコンなど、テーマカラーがすべて黒色で統一されています。そのことも、なんだか怪しげな雰囲気に繋がっているのかもしれません。
一風変わったビジョンを掲げている
胡散臭いと思われる原因として挙げられる2つ目の原因は、一風変わったトゥモローゲートのビジョン。
トゥモローゲートのビジョンはこうです。
世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る
そのために、まずは「大阪で一番オモシロイ会社」を目指しているとのことです。
変わった会社を作るため、最優先しているのが社員それぞれの個性の尊重。先ほどの「ブラックな会社」というキャッチフレーズとも繋がってきますね。
ただ、あまりにも「世界一変わった」という点が強調されており、大袈裟に感じる方もいるかもしれません。そこから胡散臭さを感じてしまう人もいるかもしれませんね。
SNSでマーケティングを行っている
トゥモローゲートでは、多くの社員が利用しているX(旧Twitter)。こちらも胡散臭さを感じさせてしまう原因となっています。
それぞれの個人アカウントで社名を公開しており、アイコンも社員全員が黒を基本とした同様の雰囲気の顔写真となっています。
一見すると何か怪しい団体なのではないかと疑問を持ってしまいそうになるこのアイコン。しかし、これはSNSを活用したマーケティングの一種であり、意図的に行っている戦略のようです。特に内定者や新入社員にSNSを活用してもらうことで、会社の知名度を上げていきたいという目的のようです。
ただ、個人のアカウントでありながら仕事内容の発信が多かったり、自分自身の目標や夢を大々的に発信している様子をみると、少し奇妙さもあるかもしれませんね。
社長自らがメディアに多く露出している
社長自らがメディアに多く露出していることも、トゥモローゲートが怪しいのではないか、と疑われてしまう原因のようです。
先ほど、社員の多くがSNSを活用していることをお伝えしましたが、SNSを活用しているのは社員だけにとどまりません。トゥモローゲートでは、社長自身もX(旧Twitter)を利用しています。そして、驚くべきことに社長はYoutubeまで開設しています。そこでも自身の紹介として「ブラックな社長」というワードを取り入れており、一見すると怪しさを感じてしまうかもしれません。
SNSの中ではビジネスの極意といった役に立つ情報はもちろん、本日の昼食など日常のささいなことなど、多岐に渡る内容が発信されています。社長の日常生活や思考を垣間見ることができ、少し身近な存在に感じることができますね。
ただ、社長のありのままの様子が発信されることは日本では珍しいですよね。なにか裏があるのではないだろうか、と怪しさを感じてしまうのかもしれません。
Youtubeの企画が過激
トゥモローゲートではYoutubeも解説していますが、その企画はなかなか過激です。その過激さからもトゥモローゲートは胡散臭いのではないか、という声が上がっているようです。
過激な企画の一例としては、「絶対に”はい”と言ってはいけない面接」や「この水を俺に1万円で売ってみろ」など。一見するとやっぱりブラック企業なのでは?などと感じてしまう方もいるかもしれません。
ただ、実際はこちらはビジネスの方法を伝授するための企画。タイトルやサムネイルの過激さからは怪しそうな雰囲気を感じますが、内容は営業術や面接での工夫などタメになる情報が盛りだくさんなのです。
企業にしては珍しく過激な企画を取り入れているため、タイトルやサムネイルだけを見ると胡散臭い雰囲気を感じてしまう方も多いかもしれませんね。
ブログの記事が斬新
トゥモローゲートが発信しているブログ記事。こちらの内容も目を引くものが多く、一見すると胡散臭さを感じてしまうものとなっています。
トゥモローゲートの過去の炎上について自ら取り上げていたり、社員が過去にうつ病を患っていたことを公表したりと会社の内情をありのままに発信しています。
また、そのブログのトップ画像には「ご報告」や「重大発表」の文字。さらに黒が基調とされているため重々しい雰囲気になっていることもあり、怪しい雰囲気を感じますね。
年々プライバシーの保護に厳しくなっている社会の現状と反して、会社の内部の状況を赤裸々に伝えているという点になんだか胡散臭さを感じてしまうのは無理もないでしょう。
過去に新卒1カ月で退職した社員が炎上した
「炎上」。これこそが会社に不信感や胡散臭い印象を抱いてしまうキーワードではないでしょうか。
トゥモローゲートでは過去に新卒1ヶ月で退職した社員がおり、そのことを発表したSNSが炎上したようです。トゥモローゲートと検索をすると関連ワードに「炎上」と出てきますが、それがこちらの一件のことですね。
ただ、新卒1カ月で退職した社員がいただけではそんなに炎上するほどでもないように思われます。一身上の都合があったのかもしれませんし、会社との価値観が合わなかったのかもしれません。
それが炎上にまで至ったのは、まさに先ほどご紹介したSNSマーケティングの影響でしょう。この新卒1カ月で退職した社員はフォロワー数が1万人を超えていました。そのため、退職についてSNSで公表したところ、想像以上に話題になったのだと思われます。
検索のキーワード欄に炎上とあるとなんだか胡散臭い会社なのではないかと不安になるかもしれません。しかしこれに関しては、胡散臭いというよりはフォロワー数から話題になっただけのような気もしますね。
トゥモローゲートは胡散臭い?まとめ
この記事では、トゥモローゲートが胡散臭いと言われる原因を7つお伝えしました。
一風変わったキャッチコピーやビジョン。SNSやブログによる活発な発信。一見すると過激にも思われる発信内容。これらのことからトゥモローゲートは胡散臭いと思われてしまっているようです。
しかし調べた結果、トゥモローゲートが胡散臭いという事実はありませんでした。そうなると、冒頭にも述べたようにこれらのイメージはトゥモローゲートの策略の結果であるようにも考えられます。
炎上商法という言葉もありますが、人々に関心を持ってもらうためにいろいろと攻めた方法をとった結果、世間から胡散臭いと感じられてしまっているのではないでしょうか。
そうなると、我々は見事にトゥモローゲートの術中にはまっているのかもしれませんね。