現代ビジネスは胡散臭い?信憑性、ヤバすぎる、偏向、評判、煽り、思想…

現代ビジネス

出典:現代ビジネス | 講談社

まず、現代ビジネスとは、第一線で活躍するビジネスパーソン、マネジメント層に向けプロフェッショナルの分析に基づいた記事を届ける新創刊メディアです。

しかし、現代ビジネスでは様々な理由から“胡散臭い”という意見が目立っているようです。。

今回は現代ビジネスが“胡散臭い”といわれる理由について解説していこうと思います。

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現代ビジネスが胡散臭いと言われる理由(考察)

1.記事に信憑性がない

ネットでは正しい情報よりも人気のある情報の方が重視されてしまいます。検索した時に上に表示される記事は、人気のあるサイトであり正しい情報を持っているサイトとはいえません。

つまり、どのサイトがどれだけたくさんの人に、長い時間読まれているか、たくさんリンクを貼られているのかが重要視されているということです。

長い時間、多くの人に読まれ、リンクが多く貼られているサイトを「質の良いサイト」として1ページ目に表示されています。

そして正しい情報でもさっと読まれてしまえば「良いサイト」とは判断されずに、嘘の情報ばかりでも刺激的でたくさんの人に、長時間読まれていれば「良いサイト」になってしまうということが起ってしまいます。

ネットではどんなことを調べるにしろ、より興奮を誘うような記事の方が見つかりやすいです。

上記のように人気のあるサイトを重要視しているため、刺激的で感情を煽るような情報を持つ記事ほど目立つところに置かれ、正しい情報が書いてある記事が目立たないところに配置されて見つかりにくくなってしまいます。

そして、信憑性がない記事の特徴には主に「強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現が多い」、「うわさや信憑性の低い情報が含まれている場合がある」などの特徴があります。

現代ビジネスでは、信憑性がないと思われる記事には「~らしい」「~といわれている」といったような不安をあおるような表現が使われているようです。

また、「切り抜き」を好意とは別の形で用いる人もいます。

例えば、トラブルや失言を抽出しその人の短所や落ち度として指摘するような切り抜きは単純なキーワード検索にかけただけで何件か見受けられるようになってしまいます。

その人の考察や意見をつけ足したりして配信の一場面を用いている動画も多くみられます。

このような悪意などのマイナスな要素が含まれた切り抜きが、その人や周りの人たちに対する攻撃や妨害となってしまいます。

また、「発言の切り取り」に対する読者の不信感は、ネットが普及してからさらに多く見られるようになっています。

現代ビジネスでは「~期待する効果は上がらなかった」などの発言が一部切り取られて書かれているように思います。

多くの人がチェック役や発信者になれるようになったからこそ誤解が生まれる「発言の切り取り」も容易にできるようになったのではないでしょうか。

そして、現代ビジネスでは事実をうまく切り取って誤解されるような記事にするのが得意なメディアだと思われてしまっているようです。

では、どうすれば信憑性がないと言われないのでしょうか。

上記でも述べたような「~らしい」「~といわれている」などの表現はなるべく避けて、より事実に近い根拠を述べ、情報の正確さを提示するとよいかもしれません。

また、悪意なく切り抜いていても誤解されてしまうことがあるかと思います。当たり前かもしれませんが、きちんと引用元のリンクなども掲載するとよいと思われます。

2.偏向報道と捉えられる内容のものも複数ある

偏向報道も胡散臭いと言われる理由の内の一つですが、まず理解しておくべきこととして、「偏向報道は悪意があって行われるものではない」というものがあります。

各メディアにはそれぞれに右派・左派という思想があり、政権支持派・政権不支持派というものもあります。立場が違えば報道内容が変わるのは当然です。

現代ビジネスではさまざまなジャンルのテーマを扱っており、各テーマを熟知した 専門家やジャーナリスト、作家により読者へ政治や最新テクノロジーなどいつでも楽しめるオリジナル記事を届けています。

また、主に若年層向けの情報や女性向けのライフスタイルなど「若者」に注目して情報を発信しています。

つまり、偏向報道は酷いわけではなく、思想・信条が違うだけなのです。

それにも関わらず、各メディアにもそれぞれの思想があるということをまだ知らなかったりするために、読者が現代ビジネスの偏向報道に不満を持ち、胡散臭いと言われているのかもしれません。

また、偏向報道とは利害関係がある関係者が主に使用する言葉ですが、利害関係がなくても意見が対立していれば偏向報道だという考え方をする人もいます。

偏向報道でよく見られるものには、例えばある政党を批判することで特定の政党に悪いイメージを植え付けられるなどというものがあります。

例えば前後にどのような発言があったか、特定の部分の切り抜きから偏った、悪意のある偏向報道などが行われる場合があります。

では、どうすれば「偏向報道=胡散臭い」と言われないのでしょうか。もちろん、各メディアに各々が持つ思想があるということは否定してはいけません。

大切なことは現代ビジネスも読者も、両者が他のメディアとは違った思想があるから報道の内容が違うということを頭の片隅に置いて記事を作成したり読んだりすることではないでしょうか。

3.胡散臭い記事を見かけたら、だいたい現代ビジネス

例えば、“胡散臭いと思われるブログ記事”には特徴が3つあります。

まず、「絶対実践していないだろうと思う記事」です。

「〇〇の方法」などのタイトルの記事にはほんとに実践したのか疑問に感じてしまうものがありますが、こういう記事を書く人は「読み手のことを理解していないのではないか」という意見があります。

実践したからこそ分かることや出る言葉があり、読む側は嘘をついている、というのが分かるのではないでしょうか。

また、「情報をかき集めただけの記事」というものがあります。

まるで自分が体験したように書かれている記事はどこかで見た、調べた情報なので説得力に欠けており、そういった記事は見抜かれます。

どうでもいいような内容の話で記事に厚みを出そうとすると余計に胡散臭く感じられてしまいます。

そして、最後に「人っぽさがない記事」です。

どれだけ有益な情報を持っていても、人っぽさがなければ胡散臭く感じられてしまいます。例えば、ライターで稼ぐ方法を書いていてもどんな人が書いているか分からなければただ胡散臭い情報を流しているだけに見えてしまいます。

また、“現代ビジネス”を検索しようとすると、キーワードにはほぼ必ずと言っていいほど“胡散臭い”という言葉が出てきます。

現代ビジネスのある記事では3ページある記事の中で本題と結論の間に一部内容の違う記事が含まれていたようです。

上記のどれか一つでも原因として含んでいるからこそ「胡散臭い記事を見かけたら、だいたい現代ビジネス」と言われる一つの原因ではないでしょうか。

では、どうすれば胡散臭い記事を見かけたら、だいたい現代ビジネス、と言われなくなるのでしょうか。

集めた情報の具体的な内容を解説したり、一つの記事の内容を統一すれば、「胡散臭い記事を見かけたら、だいたい現代ビジネス」と少しでも言われなくなるのではないでしょうか。

4.ページ数が多い

ネット記事では1,000文字にも満たない文字数ごとにページを3ページ、4ページ…と分割されています。

この場合、見出しも目次もない長い前置きが続き、記事タイトルの本題が記述されている場所がどのページに行ってもなかなか見つからないということが起ってしまいます。

そして見る側としては「ページを読み込むたびにラグが発生する」「知りたい内容が探しにくい」といった理由から面倒だ、と感じてしまうようです。

どれだけ優れているサーバー、高速ネット環境でもページを読み込む際には少なくとも読み込みのラグが発生してしまいます。

読者がこのように感じているにも関わらず、闇雲にページ分けされているのはページレビュー数を稼いでいるという理由があります。

現代ビジネスの過去のPV数は2016年12月で2582万PV、2017年3月で3043万PVですが、2021年8月の月間ページレビューが3.4億PVを超え、過去最高数値を更新しました。

ネット上の記事には次のページに進むための数字をクリックしなければ読み進めることができない記事が多く掲載されています。

すると、本来1記事で1PVしか稼げなかったものが複数のPVを稼げるという可能性が出てきます。また、ページ分割するだけでも2~4倍のPV増加が期待できます。

そして前置きが長かったりしてどのページもどうでもよい内容で引き伸ばして記事の主題である知りたい内容が出てこないというのは読者にとってストレスでしかありません。

現代ビジネスでは、ページ数が3ページあるにも関わらず前置きに1ページが丸々使用されていることがあります。

基本的に広告をクリックした場合に収益が発生しますがその際に、実はクリック数だけでなく広告の表示回数でもインプレッション単価がわずかに発生しています。

つまり、1つの記事を1ページにせずにページを分割すればその分広告表示回数も増えることになります。

そして、あえてこれを狙い、ページを多く分割しているのではないかと考えられています。

では、どうすれば「ページ数が多くて面倒だ」と言われなくなるのでしょうか。書いている側としてはページレビュー数を稼ぐことも大切なことです。

しかし、読者が見やすいと思えるようにページを少しでも減らしたり、どこに何が書いてあるか目次を掲示したりすれば、少しでも面倒だと思われなくなるのではないでしょうか。

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現代ビジネスは胡散臭い?私の考えまとめ

【現代ビジネスが胡散臭いと言われる理由】として、そもそも記事に信憑性がない、偏向報道と捉えられる内容のものが複数ある、胡散臭い記事を見かけたらだいたい現代ビジネス、ページ数が多い、といった理由があることが分かりました。

特に“ページ数が多い”ということに関しては「ページ数を多くしてページレビュー数を稼いでいるのではないか」ということで、読者がどれだけ見やすいかよりも、ページレビュー数を優先しているように感じてしまう読者がいるのではないでしょうか。

また、メディアの中でもテレビや新聞だけの偏向報道を規制しても、ネット上の無責任な情報が拡散されてより偏向された状態になってしまいます。

もし、規制するならば一部のメディアということではなくあらゆるメディアを規制するべきではないでしょうか。