出典:幻冬舎
幻冬舎は本の出版や販売を行っている会社ですが、検索すると「胡散臭い」「怪しい」「トラブル」などが出てきます。
この記事を読んでいるということは幻冬舎や出版社と調べましたよね?なぜこんなネガティブワードが検索されているのか気になりましたよね?
そこで今日は、幻冬舎はなぜ検索されている?本当に胡散臭い?調べて分かったことをまとめました!
ちなみに、胡散臭いとは「なんとなく怪しくて疑わしい、油断ができない」という意味があります。それでは、読んでいきましょう!!!
幻冬舎が胡散臭いと言われる理由(考察)
そもそも幻冬舎を知らないから?
出版社といえば、集英社、講談社、小学館、KADOKAWAなどがパッと思い浮かびませんか??
多くの人は未知なモノに不安や恐怖を感じ、あまり知られていないモノには怪しさを感じます。
例えば「コロナウイルス」。始めは怖かったですし、「コロナワクチン」は怪しかったですよね。同じように、幻冬舎は大手出版社に比べると知名度が低いため胡散臭い、怪しいなどの検索が多いのでしょう。
しかし実際は、東野圭吾さん「人魚の眠る家」や恩田陸さん「蜜蜂と雷鳴」前田裕二さん「メモの魔力」など実績がある出版社さんなので、私は胡散臭いや怪しいと感じなかったです。
自費出版は自己満足だから?
自分のお金で本を作った!と聞くとただの自己満足でしょ?なんか胡散臭い。。と感じる人が多いでしょう。
なぜなら、本を出す=出版社から依頼があった!書き終わった!出版!!というイメージがありますよね??みなさんがイメージするその出版は「商業出版」という出版方法になります。
しかし、今多いのは自費出版なのです!
自費出版とは、簡単に言うと自分でお金出して本を作る。という事です!
幻冬舎には自費出版が主体の「幻冬舎ルネッサンス新書」というレーベルがあり、自費出版する人の中には、夢を実現するために出す人、商業出版を目指す人等がいます。一方で個人の出版になるので、もちろん自己満足で出版する人もいます。
そのため、自費出版主体の幻冬舎が胡散臭いと検索されるのかもしれませんが今では自費出版はよくあるので私は胡散臭く感じませんでした。
出版=稼げるから?
SNSでは幻冬舎の印税について、『印税10%の話だったのに「校了直前に会議で8%にしちゃっていたから8%じゃないと本が出ない」と言われ、新人だった私は受け入れるしかなかった』
別の人は「印税は2%原稿料は0円」という耳を疑うような内容が上がっています。このような行為を行っていたのであれば、幻冬舎が胡散臭い、怪しい、詐欺だ。と言われても仕方ないでしょう。
基本的には自費出版で印税が発生するケースは少ないようですが、幻冬舎では自費出版の利益について等の解説が公開されています。
SNSでの問題があって以降か定かではありませんが、沢山の講座が無料で見れるようになっており個人的には疑わしい部分や胡散臭さは感じませんでした。
本を出すためにお金がかかるから?
自費出版には本当にお金がかかります!!一般的な予算は100万~200万と言われています。場合によっては追加費用もかかりますし、残った在庫の管理費を請求された。という話も聞きます。
詐欺が多いこの時代初期費用に大金が必要なものって怪しいですよね。30万の教材を買えば簡単に稼げます!とかよくありますし・・
でも考えてみてください!通っている紀伊〇屋書店、蔦〇書店に自分の本が並ぶ!?有名な東野〇吾さん、湊か〇えさん達の隣に!?そう思うと高いのも納得できるのではないでしょうか!
ちなみに、周囲の方にだけ配りたい場合は、安く抑えて10万~20万でも出版できるようなのでお金がかかるからといって怪しむ必要は無いでしょう。
ネガティブな口コミが多いから?
幻冬舎の悪い口コミは本当に多いです!!!内容としては、社長と編集者のスキャンダルと幻冬舎についての2パターン!!
幻冬舎についての口コミでは、変わった本が多い。なんか胡散臭い。など中身の無い批判ばかりでした。人の心理として、理由ははっきりしないが信用ならないと感じる時「胡散臭い」と表現してしまいます。
また、「胡散臭い」は明確な理由が無くても使いやすいため同じような口コミが増えているのでしょう。
要するに、「胡散臭い」口コミは参考にしないほうがいいという事です。
自費出版した人の口コミが少ないから?
そもそも、自費で本を出しました~~!!!と発表する人自体少ないのです。
例えば「自費で本を出しました!」「オファーが来て本を出しました!」と聞いてどちらの本が欲しくなりますか?
結果は一目瞭然。要するに、わざわざ言うメリットが無い!!という訳で、自費出版した人の口コミが少ないことは幻冬舎とは関係ない事がわかりますね。
担当者が胡散臭いから?
- 出版するまでは散々持ち上げたのにその後は放置
- 本の内容を読まず褒めてくる
- 連絡もなく勝手に修正されていた
こんな人に担当してほしくないですよね?気持ちは分かります。持ち上げたり読まずに賞賛するなんて胡散臭さを感じますし、リスペクトが無くて最低だと思います。
しかし、どの業界もいい担当者ばかりではありませんし、アナタ一人の担当者では無いことも理解する必要があるでしょう。疑問は聞く、不安な事は伝える、不満があれば言う。そうすれば、胡散臭い担当者はいなくなるでしょう。
勧誘=怪しいから?
まず始めに、勧誘ではなく営業メールです!幻冬舎は会社の経営者やコンテスト参加者に営業メールを沢山送っています。
しかし、大量に送ったが故に勧誘のようにみえてしまいコンテスト参加者からも怪しまれています。
勧誘といえば悪徳商法や詐欺等ネガティブなイメージがありますよね?
実際に、営業メールが届いた人は不安になり「費用を負担できるようなら出版しませんか?と連絡があったけど大丈夫かな?」など質問している人がいます。
確かに怪しく感じ不安になると思いますが、幻冬舎は出版社なので本を出版しなければ仕事になりません。そのため、営業メールを送ることで自費出版したい人を見つけているのでしょう。
編集者が起こしたトラブルから?
幻冬舎の編集者である箕輪厚介さんはセクハラ行為で炎上しました。
妻子がいるにもかかわらず仕事関係者のAさんに「Aさんち行きたい」「絶対変なことしないから」などと言い、「触っていいですか?」「キスしませんか?」と迫ってきたそうです。
Aさんが立場上断れない事をいいことに、最低最悪な行為ですね。さらにその後、Aさんをバカにするような発言を発信しています。
箕輪氏はテレビ番組等の活動を自粛後ほどなくして、ツイッターを始めたり宇野常寛(評論家)さんや西野亮廣(キングコング)さん等様々なユーチューバーや企業とコラボしたり、ラーメン店をオープン。最近では箕輪氏自身の本の出版も控えています。
Aさんに対しての発言は人間性を疑いますが、編集者や実業家としては凄いのかもしれません。
社長が内部事情を言っちゃったから?
社長の見城徹が実売部数をツイートし多くの作家から「トップとして、これはない」「もう二度と貴社では書かない」など批判を浴びました。実売部数は企業秘密のようなもので、公表するものではありません。
「公表して何が問題なの?」という声もありますが、たくさん売れていれば実売部数を発表しても影響は無いでしょう。しかし、売れていない本の実売部数を公表するとどうなるでしょうか?おそらく「あの人が書いた本は売れない、面白くない」と思われてしまうでしょう。
その後、見城社長は「編集担当者がどれだけの情熱で出版しているのかを伝えたかった」と謝罪していますが、以降も国葬の欠席を投稿し批判を受けたり、木原官房副長官の素性を暴露したりしながら発信することを続けています。
今は社長がSNSを使い発信する時代です。しかし、トラブルが大きくなる可能性が高いこと、社長自ら発信した言葉は企業のイメージに直結することを考えて欲しいですね。
幻冬舎は胡散臭い?私の考えまとめ
個人的に幻冬舎は胡散臭くないし、怪しくないと思います。ネガティブな言葉の検索は、珍しい本への印象や、営業メールに対しての嫌悪感によるものだと感じました。
もちろん、見城社長と箕輪氏がトラブルを起こしているので、評判が悪かったり、不安に思ったりする人がいることは仕方がないでしょう。しかし、「トラブルを起こした人は悪い人、言っていることは全て間違い」という訳ではありません。
実際に幻冬舎には「売れる年齢層や年代を具体的に教えてくれた」「アドバイスのお陰で納得いく本になった」と言われるような良い担当者もいます。また、契約書をしっかり読み納得して契約することでトラブルや不満は無くなるでしょう。
大切なのは、悪いイメージや悪い口コミがあっても鵜呑みにせず自分でしっかり調べることだと思います。